名阪国道は三重県亀山市から伊賀市などを経由し、奈良県天理市の天理ICを結ぶ国道25号のバイパス道路。東名阪自動車道(以下:東名阪道)と西名阪自動車道(以下:西名阪道)の間に位置し、名神、新名神と並ぶ名古屋と大阪を結ぶ主要な道路である。
高規格道路ではあるものの、実際には高速自動車国道には分類されず、「高速自動車国道に並行する一般国道の自動車専用道路」(A' 路線)に分類される。1965年の開通以来無料である。そのため、名古屋~大阪の移動で名神、新名神経由より高速代が安くなるため、名阪国道を利用するドライバーが多い。新名神と第二京阪の開通により、以前より交通量が減っている。
名阪国道は、着工から開通まで1000日という突貫工事が行われ、千日道路という異名を持つ。そのため、福住IC~天理東ICにはΩカーブ(後述)と呼ばれる急カーブが存在したりと線形が悪く、交通事故の発生件数が全国ワーストクラスである。
今回は名阪国道上りのうち奈良県天理市の天理IC→三重県亀山市の関ICを3回に分けて投稿します。最初は天理ICと奈良県奈良市の針ICを載せる。
天理IC→天理東IC


天理IC。名阪国道と西名阪自動車道の終点であり、国道169号と接続する。天理市の他に奈良市街や桜井市の最寄りICとして機能している。この天理ICには料金所が設置されておらず、約2km西側にある天理本線料金所で通行料金の収受が行われている。

E25西名阪道 ここまで

西名阪自動車道 終点

ここから一般国道(自動車専用道路) 天理〜亀山

奈良県内のキロポストは国道25号の起点である四日市を基準になっていて、一方で三重県内は亀山ICを基準になっているため、両県の県境でキロ数表示が連続していない。そのため、この点については統一感が欠ける。

これより一般国道。西名阪道からそのまま走行する車が大半であるため、旅行速度が高速道路並みになっているのが実態。

西名阪道天理料金所〜福住ICは60km/h区間となる

名古屋 143km
伊賀 38km

天理東IC 800m

この先急カーブ連続。

天理東IC 300m

奈良県内の区間の速度標識はLEDの可変式を採用している。


天理東IC。奈良県道51号天理環状線と奈良県道192号福住横田線と接続している。
天理東IC→五ヶ谷IC
天理東IC〜福住ICは名阪国道では有名なΩカーブがある。最小曲線半径は150mであり、急勾配が続くことから、名阪国道の中でも特に事故が多い区間である。
直線距離で2㎞のところを10㎞かけて道路が建設された。迂回した道路の形がギリシャ文字のΩの形に似ていることから「Ωカーブ」と言われている。実際に天理東ICと福住ICの間には標高差が約400mあり、道路の高低差を緩和させた結果このようになったんだとか。

Ωカーブの航空写真(出典:地理院地図)
岩屋バス停
奈良市

Ωカーブは急勾配のため、登坂車線が設置されている。

五ヶ谷IC 2km

登坂車線終了。再び片側2車線となる。

米谷橋

カーブが連続するため、道路照明灯が連続して設置されている。

五ヶ谷IC 300m


五ヶ谷IC
五ヶ谷IC→福住IC

中畑橋


急カーブが連続し下り坂が続くため、速度には十分注意が必要。

高峰橋

桜橋

福住IC 1km

福住IC 300m


福住IC。国道25号(現道)と奈良県道192号福住横田線と接続する。ここでΩカーブ区間が終了する。
福住IC→一本松IC

福住IC〜神野口ICは70km/h区間となる。



車間距離の標識。この区間は元々60km/h区間であったため、車間距離も30m単位となっている。

名古屋 132km
伊賀 27km

60km/h区間とは違い、70km/h区間の可変式速度標識は基本的に消灯されている。

一本松IC 1km

一本松IC 500m

一本松IC

奈良市

一本松IC
一本松IC→針IC
針インター出口スグ。針テラス1.5km

道の駅針T・R・Sは駐車台数が約510台と大規模。

名古屋 129km

針IC 1km

針バス停

針IC 400m

旧針ICの遺構が残っている。旧針ICは以前別記事でまとめた

針IC

旧針ICの合流車線であろう用地が左側に確認することができる。

道の駅針T・R・Sで休憩を挟むため、針ICで一旦流出。道の駅針T・R・Sについては以下リンクをご覧ください。


針ICは2001年に現在の位置に移転し、名阪国道の他のICよりカーブが緩やかである。
走行日:2025年11月2日

