根岸交通公園は神奈川県横須賀市根岸町にある公園。公園内には信号機や踏切、横断歩道などといったものが道路と同じようにあり、交通ルールを学べる。交通ルールを学ぶ公園であってか、内容は子供向けのよう。交通公園ということは、園内に標識が至る所に設置されていることに着目し、今回訪問したのであった。
園内はゴーカートや自転車で走れるのが特徴であり、

根岸交通公園

根岸公園交通公園。こちらは動物が自転車に乗っているイラスト。ただ、根岸交通公園なのか根岸公園交通公園なのか、これだけ見ると非常に紛らわしい。

入って早々、角形の信号機を見つけた。根岸交通公園の信号機はすべてこのタイプ。

10km/h制限の標識は滅多に見ないから、案外レアかもしれない。
補助標識に書かれた文字も交通ルールを学んでもらう狙いがあるのか、標識の説明が入っている。乗り物と表記され、自転車やゴーカートが一括りで表記されている。子供向けと言いながら、普通に漢字を使用している点はツッコミポイントのような気がする。

乗り物は矢印の方向へ進む。そのまんま(笑)

進入禁止の標識はオリジナリティが溢れる

止まれの標識とペイントが複数箇所あるということは、一時停止の大切さが物語っている。

この先信号機あり 注意して進む。


独特な信号機。これも交通公園ならでは。

止まれの補助標識の内容が多いため、補助標識が2枚となっている。ゴーカートと自転車でそれぞれの説明付きで。

列車は来ない踏切。手作りの汽車で踏切を演出しているようだ。




10km/h制限の破壊力が抜群。
10km/h制限の破壊力に埋もれているが、追越禁止標識と速度標識の配置が逆である。

横断禁止の標識。交通ルールを守るために横断歩道の利用を促しているのか。

公園内の交差点

自転車通行禁止の標識が信号柱に設置されている

自転車とゴーカートで車線を分けている。

矢印のペイントや進入禁止の表紙、止まれの標識を物理的に増やして学んでもらう狙いなのか。

自転車専用の一方通行。ゴーカートの誤進入は普通に発生しそう。

十字路。横からの人と車に注意、それで油断して事故りやすくなるからなあ。

優先道路の標識。神奈川県の公道に設置されているかは分からない。ただ、中の人は宮城県で見た程度で、交通教本に載っている標識ではあるが、設置例は極めて少ない。
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この標識の組み合わせも珍しい

駐停車禁止の説明がそのまんま。色褪せた標識が残り続けるのも良いところ。

急カーブの先に信号機って公道だと渋滞しやすい典型例だろうな。

転回にUターンと併記されているのがわかりやすいだろう。実際Uターンの方がしっくりくる。

転回禁止の終点は説明の補助標識が設置されていない。
中の人は20代前半だが、標識を目掛けて好奇心が旺盛だった。なんか子供の頃に戻った気分。滞在時間は15分ほどであったが、思う存分標識の撮影を楽しんだ。余談ではあるが、この日はデジカメを持って行くのを忘れてしまい、スマホカメラを代用したのであった。
根岸交通公園は京急久里浜線北久里浜駅から徒歩7分であり、アクセスは良い。


訪問日:2025年11月17日